工場事務
2011年中途入社
工場事務
2011年中途入社
もともとは渋井鋼材店東北営業部に所属。2011年の東日本大震災で、東(岩沼工場)および東北営業部が甚大な被害を受け、その復興のため東に転属。現在、従業員数16名の紅一点として、従業員をサポートしている。なお、東で働くのに重要なのは、事務、現場ともに鋼材の種類を覚えることだとか。数百種類の鋼材を覚える根気、ひたむきさが、震災という未曾有の災害から復活を遂げられた理由のひとつかもしれない。家族構成は夫と一男一女。
Q1
東が管理する岩沼工場・倉庫の事務全般を担当しています。工場全体の進捗管理、行程ごとの作業指示書作成が主な業務で、オフィスをともにする渋井鋼材店と連携して業務に当たっています。お客さまの求める鋼材の種類や切断、孔明けの詳細など、渋井鋼材店東北営業所の営業が受けた内容を、指示書にまとめて工場の加工現場に伝える、といった業務の流れになります。数値など、指示書に間違いがあれば大問題になってしまうので、常に気が抜けません。
Q2
岩沼工場の従業員の皆さんが働きやすいようにサポートすることが、事務員の仕事だと思っています。鋼材加工はオートメーション化されている部分が多いとはいえ、やはり危険をともなう仕事です。だからこそ、体調面に問題がないかどうか、一人ひとりを見守るようにしています。小さな会社だからこそ、お互い思いやりを持って働きたい。そんなことを感じられるような、他愛のないおしゃべりのなかに、ここで働く喜びがあるのかもしれません。
Q3
みんなで助け合える会社だな、と思っています。それは日々の仕事のなかでも感じられることですが、東日本大震災が起きたときに、よりはっきりと実感しました。当時、声を掛け合って奇跡的に一斉避難できましたが、少しでも避難行動が遅かったら、助かっていなかったかもしれません。そのように迅速に行動できたのも、家族のような関係性があったからだと思います。その後の復旧、復興でも「元に戻す」という目標のもと、みんなが頑張り、協力し合って今日があります。いざという時、目標に向かって一丸となるところが東の良さであり、これからもそうあって欲しいと思っています。